CFDの価格調整額

CFD取引には価格調整額というものがあり、それぞれ取引を行っている会社によってその仕組みが異なります。ここでは筆者が利用しているGMOクリック証券での商品CFD取引についての記述です。

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価格調整額について明確な記載が見られない!

価格調整額は取引終了時間に建玉を保有していると発生するお金です。しかし提供会社のサイトを見ても明確な説明がされておりません。具体的には、どういう状況で、どのタイミングで発生するかという点です。FXだと簡単で、大抵の会社ではその日の取引終了時間に建玉を保有している場合発生して、AUDJPYのように高金利通貨での買いスワップは有名なところです。反対に売りだとスワップを払う必要があり、多くはプラスマイナスは一定しています。

しかし、CFDの場合だとプラスマイナスが一定していないことがあり、すぐに把握出来る内容ではありません。正確には期近・期先など参考情報があれば計算出来るのかもしれませんが、正直面倒です。

なお、商品CFDの中で金・銀スポットは基本的に毎日”買”で払う必要があり、”売”では受け取りもありません。そこまで大きな額では無いですが、長期保有だと結構な額になると思います。※CFDは短期売買が推奨されていることが多いようです。

よく調べて全体を把握すれば問題無いのでしょうが、それを知らなくても取引は出来ます。車を乗るのにエンジン内部の仕組みを知っている人はどれだけ居るのだろうか?と同様に、知らなくても出来ることはあります。ということで正確な知識があれば大した問題では無い内容です(笑)。

ここで言いたいのは原油!

原油の取引では約ひと月に一度、その日が訪れます。この額も回に依って異なるようで、参考までに前々回が「売+929円」「買-929円」で、そして前回が「売+2,233円」「買-2,233円」となっていて、結構な額です。この記事執筆時点では建玉1つが2,700円程度で、”前回”の分はこれに当たります。つまり2,700円程度を売りで保有しているだけで、翌営業開始時点にはプラス2,233円貰えることになり、すごい収益です。これってもしかして素晴らしい方法なのでは!?と思いました。※後述のように正しくは建玉1つ約2,700円ではありません。

しかしチャートを見て計算してみると、結論は逆でした。なお、筆者は原油は持ち越しをしないのでこの価格調整額の受け払いは経験がありません。原油の取引時間は7:00~5:45までとなっていて、恐らくその5:45まで建玉を保有していた場合は上記の額が受け取れます。ただ問題があって、その後の取引開始時刻に価格が飛んでいて、それの概算が2,500円くらいだったのです。つまり売りでまたいで保有していた場合だと、5:45には価格調整額でプラス2,233円受け取れますが、開始時刻でマイナス2,500円になるようです。

つまりウマい話は無いってこと!?

断っておきますが、この記事は推測の域を出ません。何故、推測の話をしているかと言うと調べてもどこにも載っていないのです!分かりやすく、どういう建玉の持ち方をしていれば発生するのか明確では無いのでやむなくです・・・・。

既述のような価格の動きだと、価格調整額を狙った建玉保有はあまり意味がありません。値が戻れば良いですが、当時の状況では終値42.72から翌始値44.46となっていてロスカットの可能性も否定出来ません。

あるサイトでは日本225での価格調整額受け取りについて言及されていました。こちらはプラスマイナスが逆転することもあったようで、その受け取りに焦点を当てるとバクチになりかねません。原油では売りで受け取りが多いようですが、結局はその額以上の損失が出る可能性も高いと言えます。

回避する方法があるのかもしれませんが、結論としては安易に当該額を目的として取引をすべきでは無いということが分かりました。

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