FXの売買シグナルなど取引サポートツールを検証・考察

FXをする上で取引の参考となる、売買シグナルなどの情報を実際に検証した結果や考察をしています。特に初心者だと、見るだけで売買の指針になるならそんな便利で簡単なことは無いと考えて、実用性があるかを調べています。なお、筆者の取引スタイルはデイトレードかスキャルピングがメインです。

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概要

FX会社が直接提供しているものから、投資顧問会社が配信しているものまで、取引サポートツールや情報は数多くあります。その中でもロジックやシステムなどを精査して、価値がありそうなものだけを検証・検討しました。筆者が試したものはその所感、試していない場合はその理由の解説と紹介をしています。なお、基本的にデモや記録を取って時間経過後に判断していますが、少額で確認したものもあります。

検証したもの

目ぼしいものは一通り調べました。売りと買いで実際に見ていますが自分が認識出来れば良いと考えて検証したため、ここでは通貨ペアや数値はほとんど省略します。なので結果として紹介しています。

オートチャーティスト

これはFXトレード・フィナンシャルで提供されているものを利用しました。現在ではサービスが終了しています。

今までのチャートパターンを見て、フィボナッチやサポート・レジスタンスなどで自動的に今後の予測をしてくれるものです。手動でラインを引いてトレンドやレンジを確認することをプロも推奨していたりするので、効果があれば面白そうな機能です。

サービス終了前の話ですが、メルマガ登録していると確か日に3回送られてきて、その中に「今後、~のような動きをすることが予測されます」みたいな形で人が作成したコメントが付記されていて、数日後などもあって自動だけでなく人も見て判断している印象を受けました。

では実際の検証結果ですが、幾つか種類があるので”信頼度”や的中率が高いものを選びました。15分足から240分足、複数の通貨ペアで試しましたがその半数以上がハズレていました。

70%以上の確率で当たるものも含まれていますが、ハズレた理由を考えたところ、この確率はそのパターンの”全体”における数値でしょう。全体の確率なので、そのチャートパターンで出現したサインの全てを取引してこの結果が得られると思われます。信頼度を参考にランダムに選んだので残念な結果になったわけですが、サインは分足など時間別でも表示されるので結構な数になります。それを全部売買するのは現実的では無いです。

10個以上試しましたが既述の結果なので実用性は低いという結論です。

マットFXTF方程式

これもFXトレード・フィナンシャルから提供されていました。ってこれも終了していました(笑)。割と的中率は高かったのですが、頻度が多くないので取引回数が少ない人向けの印象を受けました。

らくらくテクニカル

インヴァスト証券から提供されています。移動平均線などテクニカル分析に基づいて足ごとに”売買サイン”が合計の数字として表示されて分かりやすいシステムです。”トレンド予測”として形状予測も表示されます。なお、形状予測に関しては後述します。

こちらは15分から4時間足で、ランキング1位で売買サイン合計数が高いもので、偏らないようにトレンド系・オシレーター系のどちらも高評価なものを選びました。7個試して、2個当たり、3個がやや当たり、ハズレが2個です。やや当たりというのはあまり値動きが無く微妙だったり、当たり方向に動いても元に戻った場合で決済を少し早くすれば当たったという意味です。

悪くない勝率です。しかし!難点があって4時間足とか長くなると、まだそのサインが継続しているかは自分でチャートを見て個別に判断する必要があるので、これだけ見ていれば簡単!とも行かないところです。間違ってそのサインが更新される間際で取引してしまうと痛い目に遭いそうです。

ちなみにこちらは「centillion(センティリオン)株式会社」という金融工学の会社が提供するものが基となっています。「外為どっとコムのぴたんこテクニカル」「FXトレード・フィナンシャルのFXTF未来チャート」など、この会社のプログラムを利用しているサインや形状予測は多かったと記憶していますので、複数の会社を利用の際は重複にお気を付け下さい。

かんたんトレナビ

マネーパートナーズから提供されていて、売買サインと形状予測が表示されます。こちらは”売買トレンド”が点灯(出たばかり)か継続中として見れます。こちらは「Fintech」が提供会社とされていますが、画面上のリンク先を確認するとどうやら上述と同じ「centillion(センティリオン)株式会社」だと思われるので、基本的な仕様は近いと考えられます。結果に違いはあるかもと思い、念のために検証しました。

使い方としては5分、30分、1時間足で同じ方向なら参考になりそうです。ただテクニカルによって逆を示していることがよくあるので中身まで見る必要があります。と言うのもそのテクニカル指標と通貨ペアによって矢印(サイン)の信憑性がかなり変わってくるので、詰まるところ見てすぐに正確性を判断することは難しいです。勝率が低い組み合わせのサインでチャンスになっていたとしても意味がありません。

既述のようにこういった売買サインの全体的に言えることですが、例えば1時間足で売りのサインが出て59分のところから売りで入る可能性も考慮する必要があります。そのサインが出たと同時に取引出来るとは限らないので、要するにサインが継続中だったとしても取引のタイミングは個別に判断しなくてはならず、結局はある程度チャートの知識は必須になってきます。

シストレ24

インヴァスト証券でシストレ24がありますが、その取引画面にログインすると”オープンシグナル”という形で、ストラテジーで売買サインが出た時に表示されます。全てのストラテジーで表示されるかは不明ですが、相場が動く時間帯だと頻繁に出現します。ただそのサインが消えるのはかなり早いです。シストレで選択出来る数あるストラテジーでシグナルが出たタイミングでそれの成績などを確認出来るので、実際に稼働させていなくても見れる面白い機能です。

頻繁に出るのでランダムに試してみましたが、当たったりハズレたりでした。まぁ当然なんですが(笑)。そのシグナルの結果が”クローズドシグナル”として閲覧が可能で、筆者が試した時にシグナルが出たストラテジーの損益pipsの結果を総合計してみましたが、マイナス95pipsで損失の方が大きかったです。サインとしてはちょっと実用性は低いかなと思いました。

テクニカル・AI(アイ)

筆者がメインで使用している外為ジャパンで、主要なテクニカル指標などを用いて今後の展開を分析しています。取引画面のニュース欄から見れて、恐らく日に3回ほど配信されています。具体的な数値が提示されいて予測が詳しく利用価値は高そうです。

しかし参考にしながら取引していた時に、レジスタンスに関して上値がかなり重いといった趣旨の記述があり、それを信じて買いを手仕舞いしたのですが留まることなくすぐにそれを超えてきたことがありました。筆者の分析では超えると思っていたこともあって、それ以来は信じていません。

小林芳彦のマーケットナビ

ヒロセ通商のLION FXでログイン画面から見れます。「短期売買方針」としてその日の幾らで利食いをするか、損切りをするかなどの具体的な数字が提示されていて、解説もあり分かりやすい内容です。また、同氏の現在の取引状況も配信されており、参考になりそうです。

一時期、同口座を利用していたので何度か閲覧しました。正直なところ、あまり当てにならなかったです。既述の「短期売買方針」で「本日の参入レベル」という形で売り買いが書いてあるのですが、まぁ逆に動いたりしていました。そしてひどかったのが、ドル円でショートをイメージしていたらしく、それを相場がロング方向に継続して動いたのを愚痴っていました。為替相場に文句を付けるという信じられないことをしていたので、見る気が失せました。

ちなみに筆者は、その時はチャートを見て買いで入って利益を出しました。

ZAiFX!×西原宏一 FX トレード戦略指令!

これはFX業界では有名な西原宏一さんが主となって、為替の予測や取引に役立つ経済や政治関連のニュースをメルマガで配信したり、専用サイトにログインして掲示板が閲覧出来たりします。月額4,200円の有料です。ただクーリング・オフ期間が設けられていて、筆者はその期間に試しました。

商品説明にあるように、売買シグナルの配信ではありません。氏の現在のポジションが公開されることもありますが、スイングトレードがメインの印象でした。テクニカル分析とファンダメンタルズのどちらも役立つ情報が送られてきますが、主に中長期的な内容です。

独自の情報網で分析されていて参考になるのですが、これだけで取引するのは難しいと思います。現在ではFX業者などでプロの分析情報が無料で提供されていることが多いので、それを幾つか合わせて精査すれば同じような内容になるのでは?と感じました。要するにこの値段なら軍資金に回した方が建設的だという結論です。

筆者が契約していた期間ではすぐに取引に生かせるような内容が配信されなかったので、取引の検証はしていません。

西原宏一のシンプルFXトレード

上述の同氏がメルマガなどを提供しているものですが、同様にあまり参考にならなかったのでお試し期間で退会しました。

考察したもの

検証する前の段階で省いたものを紹介します。

FX常勝軍団

FXシグナル配信サービスでメールとして送られてくるようです。筆者は試していません。理由は常勝していないようなのと、ネットで調査した時に検証の結果を公開しているサイトがあって、その成績が芳しくなかったので除外しました。

新イーグルフライ

こちらもメール配信タイプですが、公式サイトを見て「東日本大震災を40日前に警告!」とか理解出来ない内容が掲載されていたので信頼に欠けると考え除外しました。せめて1週間前に警告なら理解出来たんですが(笑)。

マーフィーの実践トレード・コーチング

FX業界で有名な方で、スパンモデルとスーパーボリンジャーを使った手法を生み出したとして宣伝されているのですが、検索するとこのテクニカル分析がそこまで評判が良くなかったのと月額10,500円と高額なので除外しました。

その他

上述のものを試すより前に形状予測を検証したので、その結果です。

形状予測

名前の通り過去の値動きの形状から未来の値動きを機械的に予測するものです。売買サインとは意味合いが若干異なりますが、使い方は近いと思います。ただ以前の記事をご覧になって頂くと分かりますが、全くと言って良いほど参考になりません。よって取引に生かすことは困難です。

これらをオススメしているサイトをよく見ると大体がFX業者の広告を貼ってあるので、それ目的ということです。

まとめ

売買サインを基に取引して勝率の高い結果が得られるなら楽だと考えたので、怪しいもの以外は様々なものを検討しました。しかし結果はどれも実用性に乏しいものでした。

やはり経験を積んで自分に合った取引手法を編み出し、それを信用する方が確実性が高いという結論です。

※当記事はあくまで主観です。

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