除湿機はカビや雑菌に対して本当に効果がある?長年の使用経験から

除湿機はカビや雑菌に対して本当に効果がある?長年の使用経験からレビュー関係
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除湿機を購入するときは、衣類乾燥などいくつかの目的があって購入するかと思います。その中でも、特に梅雨時期だと湿気を取ってカビを防ぐこと、そして最近の機種は除菌機能が付いているものが多くあります。例えばパナソニックだと「ナノイー」、シャープだと「プラズマクラスター」が有名なところです。

以前はシャープを使用していて現在はパナソニックを使っている筆者が、実際に使用しているカビや雑菌に対する効果を紹介します。

除湿でカビに対する効果はある?

まずは基本機能の除湿することによるカビへの効果から。筆者が使用しているのは「F-YHMX120-N」という機種で、コンプレッサーとデシカントのハイブリッド方式で5万円くらいしたお高めのやつです。

カビを抑える最も重要なことは湿度が低い状態を維持することです。そう考えると除湿機は理にかなっていそうです。しかし、残念ながら筆者宅ではカビは発生してしまいました。なぜか?

これは次章とも関係するのですが、そもそも湿度が低い状態を維持するということは、除湿機を常に付けている必要があります。ですが除湿機はほとんどの機種が音が大きいのです。筆者が使っているハイブリッド方式は割と静かな方ですが、それでも作動させながら寝るのはかなり厳しいです。しかも最も音が低い常に”弱”設定でもそれなりに音がして、自動運転だと時々大きな音を出して運転するので、とても寝れるような環境ではありません。

そう、除湿機を24時間付けていることは騒音の問題から難しいのです。居室ではテレビや会話の音も大きくする必要が出てくるでしょう。カビを生やしたくない部屋で使う必要があるのですが、そうすると音が大きく24時間付けているとストレスになるというジレンマが発生します。

寝ている間などは除湿機を止める必要があって、結果として睡眠中は除湿が出来ていない状態なのでその時間はカビが増殖することになります。

つまり除湿機で24時間除湿し続けることは無理があって、付けていない空白時間でカビが増殖するので完全に防ぐことはできないのです。

除菌機能に効果はある?

以前はシャープのプラズマクラスター、現在はパナソニックのナノイーを使用していますが、除菌効果はあるのでしょうか。

これも上に書いた除湿に関することと同じで、常に作動させている必要があるので音の問題から付け続けることは難しいでしょう。単にナノイーなどを出すだけなら音は静かなのでしょうが、それを広範囲に拡散させるとなると風で飛ば必要があるので、多くの機種でファンによる騒音が出てきます。

筆者はそもそも空間除菌は信用していません。これらの除菌効果があるとしているのは試験管やたいていが密室など通常はあり得ない環境での結果がほとんどかと思います。一般的な家では空気の流れがあるので、室内全体に行き渡らせるのは不可能でしょう。なので、その行き渡らない例えば本棚の後ろなどのカビが生えやすくなります。

ずっと付けていれば効果があるかもしれないが、そうすると騒音になる。こちらもジレンマがあるので効果は限定的といえます。

除湿機を付けていてもカビは生える

正確にいうと、除湿機がもっと静かになれば24時間付けていても問題なくなってカビに対する効果が出るかと思いますが、現状ではどの機種でも睡眠中には気になる音を出すと思うので、付けていない時間があると当然ながらカビは増殖します。うるさいので居室以外に置いて扉を閉めると居室の除湿はできなくなるし、居室に置くと24時間作動は騒音になる、これが除湿機を使うと分かることです。

梅雨時期など外が湿度100%に近いと、ずっと”強”で運転しないと湿気が絶え間なく入ってくるので、かなり騒音になります。

ただ、ずっと高湿度の状態にしているより付けている方がはるかにマシなので、付けていないよりは効果はあります。ちなみに筆者は冬でも衣類乾燥で除湿機を使うのですが、その水を入れるタンクは冬でもピンクになります。このピンクは桃色酵母でお酒の着色にも使われる人体には無害なのですが、除湿機本体も雑菌が繁殖するということ。前の機種は送風口にカビが生えていました・・・。

除湿機はカビに対してある程度の効果はあると思いますが、完全に防ぐのは難しいので過度な期待はしない方がいいでしょう。

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