洗濯機のふたセンサーが故障して脱水が始まらないので自分で修理する

洗濯機のふたセンサーが故障して脱水が始まらないので自分で修理するトラブル対策・対処法関係

洗濯機のふた(蓋)をロックする部分のセンサーが故障し、エラーが起こり脱水が始まらない状態になりました。初めの方はスタートと一時停止ボタンを何度か押したり、一度電源を落として再起動すると問題無く動いていたのですが、徐々にエラー表示が消えなくなってきたので自分で直すことにしました。

機種はSANYOの「ASW-42S7」で縦型の全自動タイプ、使用期間は10年程度、他に不具合は無しです。

まずすること

故障やエラーが見られる場合、まずは電源コンセントを抜いて5分程度放置して、完全に電気を遮断することによって改善されることがあります。

これはメーカーに対応を聞いたのですが、説明書では時間についての指定はありませんでした。しかしメーカー側では確実にするため5分以上はコンセントを抜いてほしいとのことでした。それでも改善は見られなかったので次の手順に進むことにしました。

メーカーの対応

メーカー側の対応としては上記のコンセントに関することと、洗濯物がふたに挟まっていないかの確認。使用方法に問題は無いので、センサーエラーでふたが閉まっていても開いていると誤検知している可能性が高いという結論でした。自分で修理する手段は無いかと聞いたところ、修理を依頼するしか方法は無いとのこと。

しかし修理を依頼するのも面倒、何より2万円程度は掛かると言われたのでとりあえず保留。そして10年くらい使っていて、どうせ修理にお金を出すのなら自分で修理を試みてからでも良いのでは?と考えました。というより修理で2万円出すなら新しいの買った方が建設的です。

そして自分で修理を試す

電気関係には全く詳しくない筆者ですが、調べたところ縦型の洗濯機はそこまで構造が複雑では無い模様。ちなみに大変参考になったのはこちらのサイト。基本的に縦型の洗濯機だとふたの裏面に配線図が書いてあるようで、筆者環境でも確認出来たのでそれを見比べながら実行しました。

※上記リンクは記事が消えて表示できなくなったので、ページの画面キャプチャを撮り以下に再現しました(上記サイトから引用)。1ページを縦に4分割していますので、そのまま上から順番につなげてご覧ください。画像をさらに拡大するには、パソコンだとCtrlを押しながら+(プラス)、元に戻すときはCtrlを押しながら-(マイナス)か0(ゼロ)、スマホ等は二本指で画面に触れて広げるピンチ操作で可能です。

洗濯機修理メモキャプチャ1

洗濯機修理メモキャプチャ2

洗濯機修理メモキャプチャ3

洗濯機修理メモキャプチャ4

配線の位置や構造などがとても参考になりました。ありがとうございます。

参考サイトで修理に使用されていた「CRC556」の詳細はこちら↓。

電源コンセントを抜く

感電の危険性があるので通電は止めます。※ここからの方法は上記修理方法とは別で、筆者独自のものです。上の方法だけで直るかもしれません。

ネジを外して上部を取る

これは機種によって若干の違いはありますが、見ればすぐに分かります。ただ通常だと洗濯機は壁側にあるのと、裏側にもネジ穴があるので女性の場合は難しいかもしれません。傾けるとそんなに力は使わなくて済みます。

いよいよ分解!

ネジを外して開けるとセンサーなどの内部が見えてきます。ロック部分のプラスチックが噛み合っていないのかもと考えバネを調節してみたり、ロックスイッチを分解しようと試みたりしましたが、上手くいかずに断念。

そして思案した末

「ふたが閉まっているのに開いていると誤検知するわけだから、常に閉まっていると認識させれば良い(つまりふたロックセンサーを無効に)」

という結論に達し、”上フタスイッチ”と”ロックスイッチ”の配線をそれぞれ切断して、その後直接結ぶことに。これによって「常にふたが閉まっている」状態になりました。

そして試運転

無事に動けば良いと願いながら運転してみたところ、なんと今度は他のエラーが。もう脱水は自分でしようかと諦めかけましたが、またまた調べてみたところ「いたずら防止」という機能(いわゆるチャイルドロック)があり、これを設定すると無事に最後まで終了することが出来ました。

具体的には

  1. 洗濯物を投入
  2. 洗剤投下
  3. ふたを閉める
  4. チャイルドロックを設定
  5. 通常通り回す
  6. 終了後はふたを開ける前にロック解除

という流れで、エラーなど全く出なくなり、センサーの誤検知から解放されました。

※筆者の洗濯機はロック部分のレバーも壊れていたのかは不明ですが、洗濯中にふたを開けることができます。服の生地によっては水を吸わずにずっと浮いたまま洗い工程が終わることがあるので、途中で確認のために

  1. “スタート・一時停止ボタン”を押す
  2. ふたを開けて中身を確認(警告音が鳴るがすぐ止まる)
  3. ふたを閉めて”スタート・一時停止ボタン”を2回押す

ことで中断しても再開できました。参考までに説明書のURLを記載しておきます。ふたを開けなければエラーは全く出ません。

もしかして順序間違えた?

終わってから思いましたが、もしかしたら最初からチャイルドロックを設定していたら分解する必要が無かったのでは?と若干後悔しています。今更元に戻す気はありませんが、これから試みる方はチャイルドロックで脱水時に関わらず常にふたを閉めることが出来るので、効果があるかもしれません。

前述の方法を試す前にチャイルドロックで改善するか試すことをオススメします。

合っていたと信じたい!

たぶん他に最良の選択肢はあったと思います。配線も単に磨いて綺麗にしただけで解決したかもしれません。ただ結果として無事に修理が完了し、無駄な出費をすることなく元に戻ったので良しとしています。もしこれから試される方は分解する前にチャイルドロックなどを設定してみてください。

最後に、筆者は「どうせ壊れてもいいや」という考えでもって自分で修理をしました。買い替えて引き取ってもらうなら故障の有無など無関係なため。なので、高級な洗濯機や症状が悪化しては困るという方は専門業者に修理を依頼した方が確実です。

万が一試される場合は自己責任でお願いします。要点としては常にふたが閉まっていると認識させることなので、機種が違う場合でも原因を考えれば解決方法が見つかるかもしれません。

こちらは筆者が使っているドライバー。

※その後も目立った故障はなく、17年くらい使い続けています。ふたセンサーさえ何とかすれば耐久性は良いみたいです。(2020/07/07追記)

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